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任意売却とは、住宅ローンの残債があり、何らかの理由で期限内に返済できなくなった場合に利用できる売却方法です。
今回は、任意売却を行う手順と任意売却で押さえておきたい注意点をご紹介します。
不動産相続をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
任意売却は以下のような流れで進みます。
1.価格査定とローン残高の確認
まず、不動産を任意売却した場合に、ローンがオーバーローンになるのかアンダーローンになるのか確認する必要があります。
オーバーローンとは売却価格よりもローンの残債額が上回る状態のことで、アンダーローンとは売却価格よりもローンの残債額が下回る状態のことを指します。
この時点で正確な売却価格は分からないため、価格査定などで推測します。
2.債権者に任意売却することへの同意を得る
任意売却を検討している場合は、債権者(金融機関等)へ事前に相談し、任意売却を行うことの了承を得る必要があります。
3.売却活動を開始する
任意売却の売却活動は通常の売却活動と大きな違いはありません。
注意点としては、任意売却には期限があることです。
4.売買契約、決済・引き渡し
売買契約も通常の売却と同様です。
この際、債権者との細かい条件のすり合わせにも気を使う必要があります。
5.残債への対応
任意売却をしてもローンは残ります。
任意売却後は売却前よりも軽い負担で済むように、月々の収支を記載する「生活状況表」を提出し、毎月の返済額を実際に支払える金額にしてもらえるよう金融機関に交渉します。
任意売却には、2つの注意点があります。
1つ目は、積極的に売却活動をする必要があることです。
任意売却を行う際には、任意売却に関する申出書や生活状況申出書などを提出する必要があり、通常の売却よりも必要な書類や手続きが多いです。
売却には、半年程度かかるものと考えておくと良いです。
2つ目は、新たなローンやクレジットカードの審査に落ちる可能性が高いことです。
ローンを滞納すると一般的な督促状が届き、これを無視すると3ヵ月程度で「期限の利益喪失通知」が届きます。
任意売却は、この「期限の利益喪失通知」が届いてから行われるケースが多いです。
「期限の利益喪失通知」を受けた後、住宅ローンの残債を保証会社が代位弁済し、債権が保証会社や債権回収業者に移ります。
新しいローンを組んだり、クレジットカードを作ったりしたい場合、住宅ローンの滞納や債務があることが事故情報として記載されているため審査落ちする可能性が高いでしょう。
本記事では、任意売却を行う手順と任意売却で押さえておきたい注意点をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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ライフワンホームが不動産売却について一から丁寧にお教えいたします。
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