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「実家の売却をしたいけれど家を手放すのはとても寂しい。」
このように感じて、なかなか実家をどうするか決められない方は多いと思います。
実際に実家を売却する方は、寂しい気持ちとどのように向き合っているのでしょうか。
2015年に実施されたアンケート調査によると、空き家になってしまった実家を売却した経験がある方は全体の40パーセントにものぼりました。
中には親族が住むことになった方もいらっしゃいますが、多くの方が売却という手段を選んでいることが分かります。
確かに、家族の思い出が詰まった実家を手放すのは寂しいですよね。
しかし、空き家のまま実家を放置していると、人の手が入らないため家が傷むスピードも早くなります。
家を手放すのも確かに寂しいことですが、訪れるたびに劣化していく家を見るのも同じくらい寂しいでしょう。
実家は売却すると新しい持ち主によってリフォームされてしまう可能性がありますよね。
実家を売却した後に偶然近くを通ったら、全く違う家が建っていたという話はよく耳にするのではないでしょうか。
実家は住んでいる人が居なくなった時点から、売却するしないに関わらず、劣化やリフォームによって雰囲気や形が変わってしまうものです。
そのため、思い出として残しておくためにも、実家の様子を写真や動画に収めておくことで寂しい気持ちが紛らわせるでしょう。
実家を空き家のまま放置すると劣化が進んでいくため、場合によっては近所の方に迷惑がかかったり行政による指導が入ったりする可能性があります。
そのため、面倒だからといってそのまま放置することだけは避けましょう。
空き家になった実家を維持するためには、コストがかかります。
固定資産税や火災保険といった費用ももちろんですが、室内の換気や庭の手入れ、郵便物のチェックといった細かいメンテナンスも必要です。
実家と住んでいる家が離れているという方は、実家に通う時間や交通費も維持費として考える必要があるでしょう。
また、その間にも実家の不動産としての価値は下がり続けています。
そのため、早めに売却してしまった方が良いかもしれません。
確かに親世代からもらった実家を売却するのは、少し抵抗がありますよね。
しかし、ベストな選択肢を選ぶ上では、寂しい気持ちや名残惜しい気持ちを一度整理して、これからの将来のプランや金銭的な事情を考えることが大切です。
今回は、実家の売却を検討されていて、寂しいと感じている方へ向けて売却の際の心境について紹介しました。
寂しい気持ちと向き合いつつも、実家を空き家のまま長時間放置することがないように注意しましょう。
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